バーズタウンを代表するスパイシーなバーボン-ケンタッキー・ジェントルマン

ケンタッキー・ジェントルマン|KENTUCKY GENTLEMAN

開拓者たちが造り上げ、禁酒法を乗り越えて生き残ったアメリカン・ウイスキー。世界5大ウイスキーのなかでも、軽く飲みやすい味わいが特徴です。実り豊かなアメリカでは、トウモロコシ、大麦、小麦、ライ麦などさまざまな材料でウイスキーが造られますが、その半分を占めているのがトウモロコシを主原料としたバーボン・ウイスキーです。

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バーボン・ウイスキーとは、原料に51%以上のトウモロコシを使い、内部を焦がした新しい樽で熟成させたウイスキーのこと。2年以上熟成させると、ストレートバーボン・ウイスキーになります。バーボン発祥の地であるケンタッキー州は、石灰岩層(ライムストーン)が続き、主原料のトウモロコシが豊かに実るため東部から蒸溜業者が多数移住。世界的に知られる蒸溜所がいくつも点在しています。

ケンタッキー州のなかでもバーボンの産地として有名なバーズタウン。ここにあるバートン蒸溜所で造られている代表的なバーボン・ウイスキーが『ケンタッキー・ジェントルマン』です。
『ケンタッキー・ジェントルマン』は、他のバートン蒸溜所のウイスキーに比べるとライ麦の比率が高く、スパイシーですっきり軽やかな味わいが特徴。ストレートやロックはもちろん、ソーダ割りにも向いていて、毎日気軽に飲めるバーボンとして、世界的に人気を集めています。

『ケンタッキー・ジェントルマン』には、ブレンデッドとストレートの2種類があり、ブレンデッドはケンタッキーストレートバーボンと上質なグレーンウイスキーを混ぜ合せたもの。ストレートバーボンは、アメリカ南部で人気が高く、特にフロリダ州、アラバマ州、バージニア州で売られています。